真言宗 豊山聲明 二箇法用付 大般若転読会 （2枚組）

プロフィール

【孤嶋由昌（こじま・ゆうしょう）】

1941年生まれ。1962年以来青木融光大僧正に師事、真言宗豊山聲明を学ぶ。声明の魅力と宗教芸術音楽としての重要性を強く認識し、国内外における古典・新作両声明公演に積極的に参加。1980年迦陵頻伽聲明研究会を主宰、豊山聲明の伝承・普及・紹介を通じて後継者育成と声明の社会的認知を図る。宗派を超えて、日本を代表する声明家として高い評価を受けている。小金井市金蔵院住職。

【新井弘順（あらい・こうじゅん）】

1944年生まれ。1972年以来青木融光大僧正に随身し、真言宗豊山聲明を学ぶ。声明の資料調査に従事し声明の記譜法を研究・発表する傍ら、長年にわたって国内外の声明公演等に参加し、古典・新作両声明の紹介に尽力している。東洋音楽学会田辺尚雄賞を受賞。レコード・ＣＤ等の監修のほか、声明関係論文多数。所沢市宝玉院・普門院住職。

【迦陵頻伽聲明研究会（かりょうびんが・しょうみょうけんきゅうかい）】

豊山聲明の大家、青木融光大僧正を名誉会長、孤嶋由昌を会長に、真言宗豊山派総本山長谷寺所伝の豊山聲明を伝承、研鑽するため1980年に結成。伝統的な古典声明のほかに現代音楽の作曲家による新作声明にも挑戦し、その可能性を広げている。国内の演奏活動はもとより欧米各国からの招聘も多く、声明の魅力を海外に紹介する、今日最も活動的な声明演奏グループである。