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授業で役立つ和楽器入門講座「箏」 ── さくらを弾きましょう (2本組)

じゅぎょう・で・やくだつ・わがっき・にゅうもんこうざ「こと」 ── さくら・を・ひきましょう

監修・構成・指導・演奏安藤政輝東京藝術大学助教授・学術博士

あんどう・まさてる

VZVG-62 〜 63 (VHS) 10,780円(本体 9,800円)

発売日: 2003年9月25日 / ジャンル: 箏曲


▼曲目一覧

作品紹介

一流講師の指導でみるみる上達。
箏入門者に最適なビデオ。

和の心をたおやかに伝える箏の音色。日本人の感性を繊細に表現する和楽器の中でも、特に箏は誰もが弾いてみたい楽器のひとつです。そんな箏の入門者に最適なビデオが誕生しました。東京芸大助教授による一流の指導・演奏により、わかりやすく、どなたでもマスターできる内容となっています。弾くまでの準備編と「さくら」の演奏編の2本で、初心者はもとより、指導者にも最適の内容です。

「はじめに」


このビデオは、《さくら》を教材として、箏(生田流)の基本的な学習の役に立つように作られたものです。
平調子が合わせられる方は、[演奏編]からごらんください。「さくら さくら」と歌いながら弾いていくうちに、親指の基本奏法、向う指(薬指、中指、人さし指)の動かし方、左手の押し手(弱押し・強押し)などを順次学習することができます。さらに、前奏・後奏によって、中指の基本奏法をはじめ、引き連、流し爪、合せ爪、掻き爪、割り爪、後押し、輪連、コロリンなどの奏法も学習することができます。

[準備編]には、座り方、爪のはめ方、調子の合わせ方、楽器のしまい方など、演奏に際して必要な基礎知識が収められています。必要に応じて参照してください。
このビデオは、初めて箏に触れる方を対象としていますが、初歩の生徒に対してどのように教えていくかという点から見ると、指導者の方にも役に立つものです。その意味で、音楽の先生方が「和楽器」として教室で箏を教えるときに、あるいはビデオ教材としても活用できます。
この[さくら演奏編]のあとに、[さくら変奏編]を学習することによって《六段の調》が弾けるようになります。なお、奏法のさらに詳しい説明および生田流箏曲全般にわたる事柄については、拙著『生田流の箏曲』(講談社)を参考になさってください。

(2003年9月 安藤政輝)

安藤政輝(あんどう まさてる)
宮城道雄・宮城喜代子・宮城数江に師事。宮城会第1回コンクール第1位。東京藝術大学大学院博士課程修了。日本で初めての音楽家による博士(学術博士)として日本音響学会、国際音響学会、音楽教育国際会議、日本音楽教育学会等において論文発表および演奏・講演等。(英)ケンブリッジ大学サマースクール、(米)アーラム大学における教授活動の他、カーネギーホール、ムジークフェライン、サラエボ国際ウインターフェスティバルにおける演奏など海外でも活動。1972年より現在までに27回のリサイタルを開催。1990年からは「宮城道雄全作品連続演奏会」を開始、継続中。2012年3月東京藝術大学教授を退任。輝箏会・箏グループかがやき主宰。

ホームページ
http://www.h2.dion.ne.jp/~masando/

収録内容

Disc 1 授業で役立つ和楽器入門講座「箏」 ── さくらを弾きましょう

1

はじめに

はじめに

楽器

がっき

箏の部分名称

こと・の・ぶぶん・めいしょう

絃の呼び方

げん・の・よびかた

2

柱の持ち方 柱の立て方

じ・の・もちかた じ・の・たてかた

3

座り方(座奏と立奏)

すわりかた(ざそう・と・りっそう)

4

爪のはめ方

つめ・の・はめかた

5

調絃(壱越平調子)

ちょうげん(いちこつ・ひらぢょうし)

[一]の調絃

[いち]の・ちょうげん

[二]の調絃

[に]の・ちょうげん

[三]の調絃

[さん]の・ちょうげん

[四]の調絃

[よん]の・ちょうげん

[五]の調絃

[ご]の・ちょうげん

[六]の調絃

[ろく]の・ちょうげん

[七巾]の調絃

[しちきん]の・ちょうげん

平調子

ひらぢょうし

十二律音名

じゅうにりつおんめい

チューナーの使い方

ちゅーなー・の・つかいかた

6

演奏の後に

えんそう・の・あとに

しまいかた

しまいかた

持ち方と保管の方法

もちかた・と・ほかん・の・ほうほう

Disc 2 授業で役立つ和楽器入門講座「箏」 ── さくらを弾きましょう

1

主題

しゅだい

「さくら」・親指の基本奏法Ⅰ・親指の基本奏法Ⅱ

「さくら」おやゆび・の・きほんそうほう・1・おやゆび・の・きほんそうほう・2

「さくら さくら」・親指の基本奏法Ⅲ ・楽譜 ・歌

「さくら・さくら」おやゆび・の・きほんそうほう・3・がくふ・うた

「やよいの そらは」・親指の基本奏法Ⅳ ・ポジションの移動Ⅰ

「やよいの・そら・は」おやゆび・の・きほんそうほう・4・ぽじしょん・の・いどう・1

「みわたす かぎり」・ポジションの移動Ⅱ ・ポジションの移動Ⅲ

「みわたす・かぎり」ぽじしょん・の・いどう・2・ぽじしょん・の・いどう・3

「かすみか くもか においぞ いずる」・押し手Ⅰ

「かすみか・くもか・においぞ・いずる」おしで・1

「いざや いざや みにゆかん」・押し手Ⅱ

「いざや・いざや・み・に・ゆかん」おしで・2

2

前奏

ぜんそう

中指の基本奏法

なかゆび・の・きほんそうほう

グリッサンド

ぐりっさんど

合せ爪

あわせづめ

3

後奏

こうそう

掻き爪

かきづめ

割り爪

わりづめ

後押し

あとおし

輪連

われん

4

全曲(前奏 主題 後奏)

ぜんきょく(ぜんそう しゅだい こうそう)

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