高野山の声明 謂立論議/山王院月次問講

こうやさん・の・しょうみょう いいだてろんぎ/さんのういんつきなみもんこう

NPO法人SAMGHA(サンガ)真言声明の会

えぬぴーおーほうじんさんが/しんごんしょうみょうのかい

VZCG-640 (CD) 3,300円(本体 3,000円)

発売日: 2007年7月25日 / ジャンル: 声明現地録音


▼曲目一覧

作品紹介

迷いも悟りも我に在り。心を発せば即ち到る--------。
金剛峯寺山王院で毎月16日に行われる真言密教の重要な教義についての問答を収録!

【声明とは】

仏教とともにインドに起こり、中国を経て、日本へ伝わった仏教の伝統的儀式声楽。キリスト教にグレゴリアンチャントが、イスラム教にコーランがあるように、仏教にも無伴奏声楽があるのです。いつ日本に伝わったのか明確ではありませんが、東大寺に伝わる天平勝宝四年(752年)の東大寺大仏開眼供養の資料に声明の記録があります。

【重要文化財 御社と山王院】
指定昭和40年5月29日

壇上伽藍の西端にあり、三社が並列する右から丹生明神、高野明神、十二王子百二十伴神をまつる。弘法大師は高野山開創にあたり、仏教の諸尊と日本在来の神祇との融和に意を用いられ、高野山の地主神として丹生明神と高野明神(狩場明神)を勧請された。その本社は山麓天野にある。大師以降今日に至るまで山内の僧侶はこの両明神を厚く尊崇してきた。文禄3(1594)年再建。御社の前の拝殿を山王院という。ここで毎年決まった日に竪精や月次問講などの儀式を行う。山内僧侶の重要な宗教的行事である。

【関連作品】
高野山の声明 常楽会(じょうらくえ)/高野山声明の会
VZCG-346(CD)
平成16年度文化庁芸術祭優秀賞受賞→詳しくはこちら

高野山の声明 大曼茶羅供/高野山声明の会
VZCG-249(CD)

その他、声明関連作品

クレジット

井川崇高 散華・対揚佐伯公応 職衆鎌田実英内海周浩田井悠蓮柏田有善 講士宮田永明 問者細川真永 御領解山口文章

収録情報

2007年4月14日、高野山大学 黎明館にて録音

収録曲

1

唄/散華・対揚/明神講表白

ばい/さんげ・たいよう/みょうじんこうひょうひゃく

2

問者初重牒

もんじゃしょじゅうちょう

3

講士初重牒 講士初重答

こうじしょじゅうちょう・こうじしょじゅうとう

4

問者二重牒

もんじゃにじゅうちょう

5

講士二重牒 講士二重答

こうじにじゅうちょう・こうじにじゅうとう

6

問者副義一重

もんじゃそえぎいちじゅう

7

講士副義一重

こうじ・そえぎ・いちじゅう

8

問者・講士 比喩論議

もんじゃ・こうじ・ひゆろんぎ

9

御領解・御法楽

おりょうげ・ごほうらく

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