第二十回日本伝統文化振興財団賞 川瀬露秋(地歌箏曲・胡弓)

だいにじゅっかい・にほんでんとうぶんかしんこうざいだんしょう かわせ・ろしゅう(じうた・そうきょく・こきゅう)

川瀬露秋

かわせ・ろしゅう

VZBG-52 (DVD) 3,500円+税

発売日: 2016年9月21日 / ジャンル: 地歌箏曲胡弓


▼曲目一覧

作品紹介

伝統芸能分野で活躍が期待されるアーティストを顕彰する「日本伝統文化振興財団賞」、平成28年度の受賞者を紹介するDVD。

「日本伝統文化振興財団賞」は、わが国の伝統芸能の保存・振興・普及に努めることを目的とする当財団の顕彰事業の一環として平成8年に設立されました。伝統芸能分野で将来いっそうの活躍が期待される優秀なアーティストを毎年1名顕彰しています。副賞として次代を担う受賞者の優れた技芸をDVDに収録し、映像によって広く全国に紹介いたします。

地歌箏曲では、三弦・箏・胡弓(または尺八)による合奏を「三曲」と呼び、そうした合奏に関わりが深い地歌、箏曲、胡弓楽、尺八楽の四つの種目も、総称して「三曲」と呼びます。いっぽう、このDVDに収録した文楽や歌舞伎の人気作「阿古屋(あこや)」では、登場人物の阿古屋が次々に披露する三弦、箏、胡弓を「三曲」と呼びます。 「阿古屋」は、露秋さんが「川瀬」と名乗って舞台で演奏した最初の曲であり、地歌箏曲に加えて歌舞伎の分野でも活躍した白秋師の門下ならではのレパートリーです。 露秋さんが歩んでいる芸の道は、まさに「三曲」。その芸の道を、突っ走るのではなく、日々の経験から何かを発見し、学び、先人の歩みを一歩一歩踏みしめるように前進していくのが彼女の良いところです。 このDVDには、彼女の不断の努力から引きだされた魅力ある表現が凝縮しています。

野川美穂子(ライナーノーツより)

[ブックレット]

  • ブックレットには詞章・解説を掲載。英文解説付です。
  • 「『三曲』の道を踏みしめて歩む 川瀬露秋さんの活躍に期待して」/野川美穂子(東京藝術大学音楽学部講師、日本伝統文化振興財団賞選考委員)
  • 「曲目解説」および詞章/野川美穂子
  • 英文翻訳/ロビン・トンプソン

※ 財団賞受賞者紹介はこちら(http://jtcf.jp/cultivate/recipient20
  贈呈式レポート:http://japo-net.or.jp/3888

川瀬露秋 プロフィール
1967年 福岡県久留米市生まれ。7歳より箏、三弦を三原幽香に師事。
  15歳より生田流箏曲白秋会、家元川瀬白秋の内弟子として箏、三弦、胡弓を学ぶ。
1987年 「白秋会25周年記念演奏会」(国立小劇場)にて「三曲糸の調」を演奏、小林露秋の名を許される。
2009年 川瀬白秋の養女となり、2011年「白秋会50周年記念演奏会」(国立小劇場)にて「阿古屋」を演奏、川瀬露秋改名披露。
2015年 公益財団法人日本文化藝術財団「創造する伝統賞」受賞。同年「くるめふるさと大使」就任、同10月「第一回・川瀬露秋の会」を開催。
2016年 国立劇場「明日を担う新進舞踊・邦楽鑑賞会」に「吾妻獅子」を胡弓で出演。

現在九州系地歌を藤井泰和に師事し、三曲界と共に舞踊の地方、歌舞伎音楽(箏、三弦、胡弓)の演奏、編曲、音楽指導、後見に携わり、国内外にて演奏活動を行っている。日本三曲協会理事、生田流協会理事、国立劇場養成課(竹本)講師、白秋会代表。

収録情報

2016年7月5日 三越劇場

ご注意

このDVDのビデオフォーマットは日本、北米、カナダなどのNTSCビデオプレイヤー対応となります。ヨーロッパ、南米、中国のビデオプレイヤーはPAL 方式となりご覧頂けませんが、機種によってはNTSC方式でも視聴できます。パソコン内蔵のビデオプレイヤーならばすべて視聴可能です。リージョンコードはFREE(全世界対応版)です。

収録内容

1

阿古屋

(33'44")

あこや

作詞:文耕堂長谷川千四合作 / 作曲:不詳

浄瑠璃竹本駒之助 (人間国宝)、三味線鶴澤津賀寿ツレ鶴澤津賀花三曲川瀬露秋

2

残月

(23'38")

ざんげつ

作詞:不詳 / 作曲:峰崎勾当

三弦本手川瀬露秋三弦替手藤井泰和尺八川瀬順輔

3

鶴門

(10'00")

かくもん

作曲:川瀬順輔川瀬白秋 胡弓手付

胡弓川瀬露秋尺八川瀬庸輔

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